代表プロフィール
岩佐桂一
埼玉県出身
東京理科大学卒
大手企業コンピュータSE、テスト発行会社の取締役を経て平成11年岩佐教育研究所を立ち上げ現在に至る。
執筆や講演の依頼などは
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よりご連絡お願いいたします。
■主な業務
私立中学高校・塾向け 会員制情報レポート「北斗通信」発行
テレビ埼玉 公立高校入試対策番組コメンテータ
よみうり進学(YS)メディア(埼玉・東京・千葉版)入試情報・執筆
各種高校受験案内(埼玉版)の執筆・監修
平成12年から首都圏模試会場の講師
高校・塾向け 教員研修
入試関係コンサルタント業務、各種講演会講師など
著書 「子供を伸ばす親の力」
■主な教員研修実施校(平成12年から)※高校のみ掲載
文華女子、大妻、公文国際、県立浦和、東洋女子、秋草学園、成立学園、東京成徳、東京農大第三、昌平、淑徳与野、小松原女子、聖望学園、埼玉平成、明法、豊島学院、中村、潤徳女子、大妻嵐山、大宮開成、大東文化第一、拓殖大第一、蒲田女子、北豊島
<その他>
埼玉県私学教育研究所 分科会
森上教育研究所 入試セミナー
NPO塾全協 中高入試を考える会
さいたま市PTA連合会 他
ご挨拶
営業の付加価値として、はじめて入試を担当する先生方の前で、資料を説明したのがきっかけて、依頼25年あまり高校入試の前線に立って、民間の教育機関の立場で、高校入試を見つめてきました。
私自身、高校入試で失敗し、併願で合格していた都内の私立高校へ入学した経験があります。
公立高校の入試は、倍率が出る以上、どんなに改革を繰り返しても、合格者にのみ脚光があたり、不合格者はただ肩を落として、その場をたちさるしかありません。合格者を決めるための完璧なシステムを追及しているからです。入試の多様化や、選抜尺度の多元化をはかれば図るほど不合格の生徒に「ダメな生徒」という烙印を押しているように思えてきます。
システムが完璧になるほど、不合格者も完璧になる理屈です。
入試が生徒たちに試練を与えて、成長の機会とするものならば、不合格者にもその後の人生の中で、それをバネとできるような(いいわけできる)材料を用意しておく必要があるのではないでしょうか。たまたま。体調が悪かったとか、ケアレスミスが多かったとか、もう一度チャンスがあれば、といったことです。
そんな意味では埼玉県が行っている「入試の一本化」は良い点がたくさんあると感じています。中学入試については、私の子供が実験台になりました。子供には、申し訳なく思っているのですが、親の立場、子の立場、塾の先生方の指導などいろいろな場面を垣間見て、考えさせられました。
また幸いなことに、県内私学で付設の中学校の立ち上げが続き、担当の先生方の、夢、そのための工夫や創り上げるご苦労に接することができました。断面でしかありませんでしたが、感じたことを、中学受験を考えているご家庭や、受験真っただ中にあるご家庭の参考になればという思いを日々したためております。大学を卒業して某企業の大型コンピュータの技術者をしていた私が、この業界に飛び込んだのはたまたまのめぐり合わせだったと思います。
しかし平成4年に始まった「偏差値追放」の時代に、悪玉だった偏差値業者の偏差値担当責任者だったことが、その後の人生を変えたことは確かです。子供たちの指標となる資料を追及していたはずなのに、ある日突然それを全面否定されたわけですから。独立して20年経過しました。当初高校入試の情報をまとめ、それを営業品目にするという変種のベンチャービジネスが、果たしてやっていけるのかどうか、自分自身でも不安でした。
しかし、多くの教育関係者の方々から、思いもかけない多くのご支援と、ご愛顧、時には叱咤激励をいただきながら何とかここまで来ることができました。
衷心より感謝申し上げております。